需要高まる在宅医療と介護の仕事

在宅医療と介護の仕事は需要が高まっています。
厚生労働省が発表したデータによると平成12年(2000年)から平成27年(2015年)までの15年間で介護サービスを受けている人は3.44倍に増加しています。
具体的な数字でいうと、平成12年は149万人だったサービスの受給者は平成27年には512万人に増えています。
この内平成27年度時点で在宅でのサービスを受けている人数は382万人にのぼり、15年間での増加率は全体を上回る3.94倍となっています。
これだけの需要の増加がある中で福祉関係の仕事の人員は絶望的に足りておらず、常に人員不足に嘆いています。
しかし、福祉関係の仕事には専門の資格を取得する必要があり、その取得には年単位での勉強や講習が必要です。
資格なし・未経験OKで求人を出している所もありますが、あまり時給は良いとは言えません。
しかし、この現状だからこそ、福祉業界の間口を広げようとする動きがあります。
一つは資格取得支援があり福祉関係を専門に扱う派遣会社等です。
資格なし・未経験でも就業できる所を紹介してくれます。
さらに就業中に関連した資格の取得に対して支援を受けられます。
現場での知識を吸収しつつ、資格もとれる為、福祉業界を目指す方には便利です。
もう一つはハローワークでの職業訓練を受けることです。
看護学校には年単位で通うことができます。
今後も需要が見込める福祉・介護の業界に飛び込む為に一度調べてみてはいかがでしょうか。
関連ホームページ・・・在宅医療・介護推進委員会