仕事は理由にならない在宅医療の介護の現状

例えば高齢者が一人で生活できなくなった、退院後は一人にしておけない等、高齢者の面倒を誰かが見なくてはならないとします。
この時高齢者が施設を嫌がるケースは多々ある事です。
その結果自宅で介護を始める時は、よく考慮してからにしましょう。
なぜなら現在の高齢化社会はとこの施設も入居希望者が殺到している為、非常に高価、評判が悪い等の理由が無い限りすぐの入居は難しい状態です。
その状態で自宅で介護をしている人は必要性が低いとされる為、優先順位がずっと後回しにされます。
つまり自宅で高齢者の面倒を見始めると施設入居が困難になる為、思ったより大変と言った理由で匙を投げる事は許されないのです。
そうは言ってもお世話になった人の面倒は自分達で看ると決めたなら、医療従事者が定期的に診察してくれる在宅医療を利用すると良いでしょう。
入院と同じ様に決まった日の決まった時間に診察してくれる為、高齢者は家にいながら満足な医療サービスを受けれるのです。
医療従事者の中には理学療法士も含まれている為、リハビリにも対応してくれます。
しかし独立行政法人の調査によると、この在宅医療を後悔していると答えた人は全体の7割でした。
その理由は仕事や学校等決まった用事の無い一人が高齢者の世話を任される為、ストレスが溜まる、自分の時間が無いと言う物です。
その為高齢者を自宅で看ると決めたなら、家族全員が介護に取り組む、皆が同じ責任を持つ事が大切です。